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東京散策

東京散策

REALWAVE

江戸時代末期、この東京には約2500ものお寺があったと言います。普段、何気なく見ているお寺のある風景。この番組では、お寺のある東京のたたずまいにスポットをあて、その周辺を散策します。お寺の方のお話や街で出会った方たちのお話も興味深い事ばかりです。http://voice-wave.net/

30 - <第66回>中野・多宝山成願寺
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  • 30 - <第66回>中野・多宝山成願寺

    中野・多宝山成願寺を訪ねて《後編》 ~馬飼いの中野長者が建てた寺~ 多宝山成願寺 (たほうざん じょうがんじ) 宗派:曹洞宗正派 本尊:釈迦牟尼佛。他に百観音を安置 交通:地下鉄丸の内線・大江戸線「中野坂上駅」下車、南へ徒歩4分 600年ほど前、今の成願寺のあたりに住んでいた鈴木九郎は馬の飼育販売に成功し、それにより人々がこの地に集まり、中野本郷を形成。中野長者と呼ばれた鈴木九郎は、熊野権現を勧請、また早世した娘の供養に小田原最乗寺の禅師に依り正観寺を開く。江戸初期、長者邸址に移し成願寺と改称。明治に熊野神社を分離、現在に至る。現伽藍は木造本堂・明朝様式の三門(鐘桜堂)および長者ゆかりの百躰観音堂を特色とする。境内には中野長者塚、宝篋院塔、150体の石佛を含む旧家・武家の墓所があり、鍋島藩の墓所も存在する。幕末に活躍した新撰組の近藤勇も、家族を成願寺にあずけていたという記録がある。 成願寺後編

    Tue, 19 Feb 2008
  • 29 - <第65回>中野・多宝山成願寺

    中野・多宝山成願寺を訪ねて《前編》 ~馬飼いの中野長者が建てた寺~ 多宝山成願寺 (たほうざん じょうがんじ) 宗派:曹洞宗正派 本尊:釈迦牟尼佛。他に百観音を安置 交通:地下鉄丸の内線・大江戸線「中野坂上駅」下車、南へ徒歩4分 600年ほど前、今の成願寺のあたりに住んでいた鈴木九郎は馬の飼育販売に成功し、それにより人々がこの地に集まり、中野本郷を形成。中野長者と呼ばれた鈴木九郎は、熊野権現を勧請、また早世した娘の供養に小田原最乗寺の禅師に依り正観寺を開く。江戸初期、長者邸址に移し成願寺と改称。明治に熊野神社を分離、現在に至る。現伽藍は木造本堂・明朝様式の三門(鐘桜堂)および長者ゆかりの百躰観音堂を特色とする。境内には中野長者塚、宝篋院塔、150体の石佛を含む旧家・武家の墓所があり、鍋島藩の墓所も存在する。幕末に活躍した新撰組の近藤勇も、家族を成願寺にあずけていたという記録がある。 成願寺前編

    Wed, 13 Feb 2008
  • 28 - <第64回>石神井・密乗院三寳寺

    石神井・密乗院三寳寺を訪ねて《後編》 ~弘法大師信仰を現代に伝える、平和観音のお寺~ 亀頂山密乗院三寶寺 (きちょうざん みつじょういん さんぽうじ) 宗派:真言宗智山派 本尊:不動明王 交通:西武新宿線「上石神井駅」から徒歩15分 傳通院は、応永22(1415)年、浄土宗第七祖了誉聖冏上人が開山したお開山は南北朝時代の応永元(1394)年。当初は石神井池の南側、今の禅定院の場所にあり、石神井城の落城後にこの地に移ったと伝えられる。後北条氏や徳川氏から保護を受け、江戸時代には数十の末寺を近辺に持ち、府内八十八か所巡りの第16番札所として栄えた。山門は3代将軍家光がお成りになったことに因んで、御成門と称される。将軍家の鷹狩の際の休憩所になるなど、大いに栄えた。現在は武蔵野観音霊場のほか、本堂手前の大黒堂に石神井七福神の大黒天も祭られている。 三寶寺後編

    Tue, 29 Jan 2008
  • 27 - <第63回>石神井・密乗院三寳寺

    石神井・密乗院三寳寺を訪ねて《前編》 ~弘法大師信仰を現代に伝える、平和観音のお寺~ 亀頂山密乗院三寶寺 (きちょうざん みつじょういん さんぽうじ) 宗派:真言宗智山派 本尊:不動明王 交通:西武新宿線「上石神井駅」から徒歩15分 傳通院は、応永22(1415)年、浄土宗第七祖了誉聖冏上人が開山したお開山は南北朝時代の応永元(1394)年。当初は石神井池の南側、今の禅定院の場所にあり、石神井城の落城後にこの地に移ったと伝えられる。後北条氏や徳川氏から保護を受け、江戸時代には数十の末寺を近辺に持ち、府内八十八か所巡りの第16番札所として栄えた。山門は3代将軍家光がお成りになったことに因んで、御成門と称される。将軍家の鷹狩の際の休憩所になるなど、大いに栄えた。現在は武蔵野観音霊場のほか、本堂手前の大黒堂に石神井七福神の大黒天も祭られている。 三寶寺前編

    Fri, 25 Jan 2008
  • 26 - <第62回>小石川・傳通院寿経寺

    小石川・傳通院寿経寺を訪ねて《後編》 ~多くの学僧が学んだ将軍家ゆかりのお寺~ 無量山傳通院寿経寺 (むりょうざん でんづういん じゅきょうじ) 宗派:浄土宗 本尊:阿弥陀如来 交通:東京メトロ丸ノ内線「後楽園」駅より徒歩10分 傳通院は、応永22(1415)年、浄土宗第七祖了誉聖冏上人が開山したお寺である。当時は小石川極楽水の小さな草庵だったが、約200年後の慶長7(1602)年に徳川家康の生母於大の方が逝去し、この寿経寺を菩提寺と定められ、於大の方の法名「傳通院殿」から「傳通院」と呼ばれるようになり、徳川家の庇護のもと大伽藍が整えられた。また、関東の十八檀林(僧の学問修行所)の上席として、学寮に席をおくもの千人ともいわれた。第二次世界大戦で建造物は灰燼と帰したが、昭和24(1949)年に本堂を再建、昭和63(1988)年には新本堂を建立し、現在に至っている。 傳通院後編

    Mon, 21 Jan 2008
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