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ホッとする仏教のおはなし

ホッとする仏教のおはなし

Hiroki.daiju

「みんな何かを背負いながら生きている🏃‍♂️」。営業職時代の挫折や身近な人の抱える困難を契機に、私が学び大切にしている考えです。そんな世界に、ホッとできる一時を提供できたら、ちょっとした気づきのキッカケをお届けできたら。そんな気持ちでお送りしております。皆様の日常に、少しでもやわらかな瞬間が訪れますように✨ プロフィール 藤井大樹 1984年生まれ。関西外国語大学卒(英米語学科)。 音楽療法カウンセラー。浄土真宗本願寺派 教雲寺 住職。営業職時代の挫折や身近な人の抱える困難を契機に、仏教の説く「苦」や「不条理」に焦点をあてながら僧侶として歩む。「みんな何かを背負いながら生きている」ことを大切にしながら、傾聴活動や配信業務など様々な分野に挑戦中。 Instagram https://www.instagram.com/hiroki.daiju/ Twitter https://twitter.com/hiroki_daiju Facebook https://www.facebook.com/fujii.hiroki1

30 - 頭の回転を止めると、よく見える!六窓一猿の喩え
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  • 30 - 頭の回転を止めると、よく見える!六窓一猿の喩え

    一般には、「頭の回転が速い=物事がよく見えている」ように思われている傾向があるように思います。

    私も頭の回転が速い方を見ると羨ましく感じます。


    一方で仏教では、頭を含めた色々な感覚を、静かに止めることで「物事がよく観える」のだと説きます(これを止観といいます)。

    その喩えとして「六窓一猿」を今回はご紹介いたします。

    Thu, 28 Dec 2023 - 08min
  • 29 - 体験の重要性。指月の喩えとラーメン屋さん。

    私たちは、情報を聞いただけで、分かったような気になってしまうことがあるようです。やはり百聞は一見に如かず。実際に体験することで、聞いた情報が「本当だった」と納得できる形が最も良いように思いますし、そうすることが情報を本当の意味で活かすことになります。

    今回は、仏教の「指月の喩え」と「ラーメン屋さんの喩え」をお話しして、そのあたりを味わってみたいと思います。


    指月(しげつ・しがつ)の喩え

    「われは指を以て月を指し、汝をしてこれを知らしめんとするに、汝は如何指を看て、月を視ざる」

    (『大智度論』)


    佛が涅槃に入られるとき、諸の比丘に語られた

    今日より法に依って人に依ってはならない

    義に依って語に依るべきではない

    智に依って識に依ってはならない

    Sun, 19 Nov 2023 - 07min
  • 28 - やりすぎは逆効果。ほどほどのススメ。

    身体や心によい影響を及ぼす事や物が、私たちの周りには溢れています。ただ、それらも度を超すと、逆効果になってしまうことがよくあります。

    仏教は【中道】を勧めます。極端な端っこではなく、真ん中の道を通りましょうということですが、今は「ほどほど」を勧める言葉として受け取ってみたいと思います。

    ご紹介するのは、やり過ぎを戒めるお話し。どうぞお聴きください。

    Thu, 16 Nov 2023 - 06min
  • 27 - 音楽の力。「あなたは一人じゃない」という境界の消失。

    仏教の魅力のひとつに、「不安を和らげる力がある」という点が挙げられます。それは何か宗教的な境地などの類ではなくて、ちょっとホッとするような、些細だけれどあると嬉しいようなものにすぎませんが。

    私は音楽療法士としての活動もしていますが、音楽にもそういった力があると感じています。

    今回はその点をお話ししてみたいと思います。

    Mon, 13 Nov 2023 - 13min
  • 26 - 因果の法則と囚人のジレンマ

    私たちの周りの人間関係は、複雑で、ややこしくて、どうしたら良いか分からなくなることもある、そんな悩ましいものだと思います。

    「こうしておけば大丈夫」という単純明快な答えはありませんが、良い人間関係を築くためのヒントが仏教にはあります。因果の法則からそれを考えてみたいと思います。

    Thu, 09 Nov 2023 - 15min
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